2019.5.21
, EurekAlert より:
通常低カロリー飲料(無カロリーを含む)を摂取する米国の未成年者は、水しか飲まない者に比べて平均して1日200kcal多い、加糖飲料を飲む者と同等のカロリーを摂取しているようだ、という米国ジョージワシントン大学からの研究報告。
研究チームは、米国民健康栄養調査(NHANES)の2,011-2016年のデータから7,026名の未成年者のデータを解析した。
ダイエットソーダなどの低カロリー飲料を主として摂取すると答えた未成年者は、水しか飲まない者より、飲料からのカロリー摂取が多いだけでなく、食品からのカロリー摂取も多いことが明らかになった。
体重差を考慮して調整すると、主に水を飲む者に比べ、低カロリー飲料、加糖飲料、両方の摂取は、各々196、312、450kcal余分なカロリー摂取と関係していた。
低カロリー飲料摂取者と加糖飲料摂取者のカロリー摂取量には有意差がなかったという。
主任研究者のアリソン・シルベツキー助教授は、ソフトドリンクではなくて水を推奨するというガイドラインに従うべきである、とコメントしている。
出典は『小児肥満』。 (論文要旨)
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