2019.5.7
, EurekAlert より:
1日中水を飲まない若者は、飲む若者に比べて、加糖飲料を平均2倍摂取しているようだ、という米国ペンシルバニア州立大学からの研究報告。
研究チームは、米国民健康栄養調査から2-19歳の8,400名のデータを解析した結果、対象者の20%が水を飲んでいないことを発見した。さらに、その彼らは、水を飲む子供たちに比べて、加糖飲料から2倍、約200kcal多くの追加カロリーを摂取していたという。
追加の200kcalはそれほど多くないように見えるが、定期的に飲むのであれば大きな影響がある。
「追加の3,500kcalが1ポンドの体重増加に等しい。毎日200kcal余分に摂取すれば、1か月で簡単に超えてしまう量なのだ」と筆頭研究者のアッシャー・ロージンガー助教授はコメントしている。
「ただし、米国の一部地域では、水の汚染が心配されている。そのために子供にソーダを与える両親もいることはよく考える必要がある。」
将来的には、子供たちの水分摂取量を増やすための介入を探求することが望まれるとのこと。
出典は『JAMA小児科学』。 (論文要旨)
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