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[休養]  週末に思い切り寝ても平日の睡眠不足は解消されない
2019.3.25 , EurekAlert より:   記事の難易度 2
  

平日の睡眠不足の健康への影響は、週末の長時間睡眠では解消されないようだ、という米国コロラド大学ボルダー校からの研究報告。

先行研究では、睡眠不足は肥満や糖尿病のリスクを増加することが明らかになっている。その理由の一部は、夜食が増え、インスリン感受性や血糖を調節する能力が下がるためである。

研究チームは最近、たった1日の睡眠不足でも健康に悪影響があることを報告している。

週末に睡眠をとることは、2日間で適度な身体的回復を促してくれるが、その効果は続かないようだ。

研究チームは、18-39歳の健康な36名を対象として、2週間研究所で観察を行った。対象者は、ベースライン調査の後、3つのグループに分けられた。1つ目のグループは、9日間、9時間睡眠をとり、2つ目のグループは、同じ期間で5時間以下の睡眠をとった。3つ目のグループは5日間は5時間以下の睡眠をとり、その後週末の2日間のみ好きなだけ寝て最後の2日間は5時間以下の睡眠とした。

研究期間中に睡眠を制限されたグループは、夜食が増え、体重が増加し、インスリン感受性が低下した。一方で、週末に好きなだけ寝たグループでは、週末に中等度の改善(夜食が減る等)が見られた。しかし、これらの改善は睡眠制限が始まると元に戻った。

幾つかの指標は、週末のみ好きなだけ睡眠したグル―プで悪化した。例えば、睡眠時間を制限したグループでは、筋肉や肝臓のインスリン感受性が13%低下したが、週末に回復した人は9-27%低下した。睡眠時間の変化によって、生活リズムが変わることは、身体に非常に悪いと主任研究者のケネス・ライト教授は述べている。

「我々の発見では、平日はろうそくを燃やし続け、週末に睡眠不足を補うという行動は、健康戦略としては良くないようだ」とライト教授は述べている。

週に1〜2日のひどい寝不足なら、週末の睡眠が健康対策に有効かもしれないので、更なる研究が望まれるとライト教授はコメントしている。

出典は『最新生物学』。 (論文要旨)      
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