2019.3.18
, EurekAlert より:
ナトリウムとカリウムに関する食事摂取基準が2005年以来14年ぶりにアップデートされた。
ナトリウムの適正摂取量(AI)は各々1日当たり、0-6か月児110mg、7-12か月児370mg、1-3歳児800mg、4-8歳児1,000mg、9-13歳児1,200mg、14歳以上1,500mg。成人のナトリウム摂取を1,500mg未満に抑えるメリットに関するエビデンスは依然として限られているので現状維持となったという。だが、慢性疾患リスク低減摂取量(CDRR)として1日2,300mg以下に抑えることが勧告されている。
カリウムのAIは各々1日当たり、0-6か月児400mg、7-12か月児860mg、1-3歳児2,000mg、4-8歳児2,300mg、それ以上の年齢では年齢性別に応じて2,300から3,400mgとした。カリウムのAIは2005年版に比べて全体的に減少している。
米国・カナダの成人の大多数がCDRRを超えてナトリウムを摂取しているので、それを減らすための解決策を見つける必要があるとのことだ。日本も同様である。
出典は『国立科学、工学、医学アカデミー』。 (論文要旨)
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