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[栄養]  ファストフードの30年:多様化したが、塩分、サイズ、カロリーが増えた
2019.3.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

いくつかの健康的な品目が加わったにも関わらず、ファストフードは、30年前に比べてますます不健康なものになっているようだ、という米国ボストン大学からの研究報告。

研究チームは、米国内の10のファストフードレストランについて、1986年、1991年、2016年のメニューを分析した。

その結果、アントレー(主料理)、サイドディッシュ、デザートでカロリーと塩分の有意な増加が、アントレーとデザートでポーションサイズの増加が証明されたという。

アントレー、サイドディッシュ、デザートのオプションは226%増加(年あたり22.9品目)し、新規メニューおよび中止メニューは、調査期間を通じて利用できるメニューに比べて不健康の度合いが高いことも明らかになった。

「我々は人々がファストフード・レストランでカロリーと塩分の摂取を減らす助けになるより良い方法を見つける必要がある。まずはメニューにカロリー表示を付けることを要求する。さらに我々は、ポーションサイズを小さくして価格も安くするようにレストランに働き掛ける必要がある」と研究チームは結論付けている。

出典は『栄養食事療法アカデミー雑誌』。 (論文要旨)      
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