2019.3.14
, EurekAlert より:
食べたもの全てを記録するダイエット法は、効果的だがもっとも実現困難な減量と思われているが、実際には1日25分程度しかかからず、詳しく記述する必要もないようだ。米国ヴァーモント大学からの報告。
研究チームは、オンライン行動減量介入において142名の参加者に食べた物を全て記録するように要請した。24週間にわたって、参加者は訓練を受けた栄養士と週一回のオンライングループカウンセリングを受けた。
その結果、初期体重の10%の減量に成功した参加差は、食事記録に、最初の月には平均1日23.2分かかったのに対し、6ヶ月後には1日14.6分まで短縮したという。
けれども、減量に最も重要なのは、記録にかけた時間や記録の詳しさではなかったようだ。オンラインへのログイン回数が最も重要な成功の要因であったのである。
「1日3回以上自己監視し、毎日一貫していた人が最も成功した。違いを生むのは、監視行為自体であるように思える。かけた時間や詳細は関係ないようだ」と筆頭研究者のジーン・ハーベイ教授はコメントしている。
出典は『肥満学』。 (論文要旨)
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