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[病気]  脂肪細胞は一日を通して異なる「シフト」を働きます
2019.3.13 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

ヒトの脂肪細胞は、自身の体内時計と概日リズムを持ち、代謝を司っているようだ、という英国サリー大学からの研究報告。

研究チームは、7人の参加者を様々な睡眠-覚醒サイクルにおいて脂肪組織の変化を検討した。

その結果、脂肪細胞には、独自の概日リズムをもつ727の遺伝子があることがわかったという。その多くが鍵となる代謝機能に関与していた。遺伝子発現のピークは、3分の1が朝に、3分の2が夕方に集中していた。

朝にピークを持つ遺伝子は核酸代謝に関与し、夕方のものは酸化還元および有機酸代謝に関係していた。

これらの遺伝子のリズムは、光や摂食などの外的要因とは独立してそれ自身のリズムを刻んでいたという。

「ヒトの脂肪の代謝リズムを特定した世界初の研究であり、ヒトの食物処理が昼夜で異なる理由を説明できるだろう」と主任研究者のジョナサン・ジョンストン教授はコメントしている。

出典は『サイエンティフィックレポート』。 (論文要旨)      
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