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[栄養]  特大の食事は肥満の要因であることが示される
2019.2.15 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

ブラジル、中国、フィンランド、ガーナ、インド、米国で実施された研究で、レストランで提供される食事の94%が、英国の食事ガイドラインの推奨する1食の摂取カロリーを超えていることが明らかになった。米国タフツ大学などからの報告。

研究チームは、着席型のレストランの最もポピュラーなメインディッシュの94%、持ちかえりファストフードの72%が、600kcal以上であることを発見したという。

食事の重量とカロリー含量には有意な相関がみられた。ポピュラーな食事の幾つかは大きすぎて必要以上にカロリーが高いようだ。

例えば、ブラジルの伝統的な米、豆、鶏肉、キャッサバ、サラダとロールパンは841g、1,656kcal、ガーナの古典的なフフ、ヤギ、スープは1,105g、1,151kcal、インドのポピュラーなマトンビリヤニは1,012g、1,463kcalだった。

「肥満は世界的な健康問題であり様々な原因が関与している。多くの人々が、食物への渇望と飢餓を勘違いしている。抗肥満戦略には、この多過ぎる1食の問題を必ず考慮すべきであろう」と研究者はコメントしている。

出典は『英国医学雑誌(BMJ)』。 (論文要旨)      
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