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[栄養]  グレリンは食物に対する応答を増加させる
2019.1.10 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

料理を見たり匂いを嗅ぐと我慢できなくなる要因のひとつは胃から分泌されるホルモンであるグレリンであるようだ、というカナダ・モントリオール神経学研究所とマギル大学からの研究報告。

先行研究で、アライン・ダウアー博士らの研究チームは、グレリンが食欲とドパミンの生産を促進することを証明していた。ドパミンは報酬反応に関わる重要な神経伝達物質のひとつ。

今回の研究では、38名の対象者にグレリンを注射してから、様々な匂い(食品および非食品)に曝露したが、その際、彼らはランダムに選ばれた中立的な画像を見ていた。それによって、匂いと画像に関連性が確立された。

次に、機能的MRI(fMRI)を用いて、脳内の反応を調べた結果、グレリンを注射された対象者では、食品の匂いに関連した画像を見せられた場合にのみ報酬反応に関連する脳内部位に強い反応がみられた。つまり、グレリンは食品の匂いと報酬反応の繋がりを強化するようだという。

また参加者は、グレリンによって食品の匂いに関連した画像を快いと評価する傾向が強まった。

「肥満が心臓病や糖尿病などの健康問題を起こすことはよく知られている。本研究は、グレリンが、食品を示す手掛かりにより強い反応を示す主要な要因のひとつであることを示唆している」とダウアー博士はコメントしている。

出典は『細胞レポート』。 (論文要旨)      
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