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[病気]  オメガ-3系脂肪酸は心臓に、ビタミンDはがんに有効かもしれない
2018.12.4 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

オメガ-3系脂肪酸のサプリメントは心筋梗塞の発症リスクを低下させ、またビタミンD3のサプリメントはがんによる死亡リスクを低下させる効果がみられるようだ、という米国ブリガム婦人病院などからの研究報告。

VITAL研究は、ランダム化二重盲検プラセボ対照臨床試験で、50歳以上の米国人男女25,871名が参加した。5,106名のアフリカ系米国人が含まれる。がん、心筋梗塞、脳卒中、その他心血管疾患の既往歴のある者は除外されている。

より早期の臨床試験では、心疾患の既往のある患者や非常に高いリスクを持つ者を対象に、魚油やその他のサプリメントが心筋梗塞や脳卒中を予防するかどうかが検討されていたが、VITAL研究は、1次予防としてのオメガ-3系脂肪酸の効果を検証した最初の大規模研究であり、一般集団において最初に疾患が起こるのを予防できるかどうかを検討しているところに特徴がある。

VITAL研究は、ビタミンDとオメガ-3系脂肪酸の効果を独立に検討する共に、その相乗的な効果も検討する。参加者は4群に分けられた。1)1日2000IUのビタミンD3+1日1gのオメガ-3系脂肪酸(Omacor)、2)ビタミンD+プラセボのオメガ-3系脂肪酸、3)オメガ-3系脂肪酸+プラセボのビタミンD、4)どちらもプラセボ。

平均5年の追跡期間中に、806名が心筋梗塞や脳卒中などの主要な有害心血管事象にみまわれた。オメガ-3群は386名、プラセボ群は419名だった。解析の結果、オメガ-3系脂肪酸サプリの摂取は、心筋梗塞のリスクを統計的に有意に28%低下させたことが明らかになった。この効果は、魚の摂取が少ない者でより顕著だった。オメガ-3は、がんのリスクには有意な差がみられなかった。

研究期間中に1,617名ががんの診断を受けた。ビタミンD群は793名、プラセボ群は824名であり、有意差はみられなかった。乳房、前立腺、大腸など部位別にみても有意差はなかったが、がんによる死亡リスクは、ビタミンDを少なくとも2年以上摂取したもので、プラセボ群に比べて統計的に有意に25%低下した。ビタミンDは、心血管系事象に対しては有意な差はみられなかった。

出典は『ニューイングランド医学雑誌』。 (論文要旨)      
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