2018.11.14
, EurekAlert より:
植物ベースの食事は精神的なウェルビーイングを高め、2型糖尿病の、さらには患者の早期死亡の主要な原因である心血管疾患のいくつかのリスク因子を改善するようだ。英国ロンドン大学などからの報告。
研究チームは、糖尿病管理における植物ベースの食事の有効性に関する先行研究の系統的レビューを実施した。種々のデータベースから1,240件の研究が見つかり、包含基準を満たした11件が選択された。
この1999年から2017年に発表された11件の研究(参加者数433名、平均年齢54.8歳)をレビューした結果、植物ベースの食事は、感情的な幸福、身体的な幸福、抑うつ、QOL(生活の質)、全般的な健康、HbA1cレベル、体重、総コレステロール、LDL-コレステロールの有意な改善と関連していることを発見した。
研究チームは、植物ベースの食事が、精神的健康、生活の質、血糖値(HbA1c)、体重など、つまり糖尿病の管理を有意に改善することができそうだ、と結論付けた。
出典は『BMJオープン糖尿研究治療』。 (論文要旨)
|