2018.11.5
, EurekAlert より:
身体活動は心疾患や脳卒中の予防と管理に極めて重要であるようだ、という米国メイヨ-クリニックからのレビュー報告。
この系統的レビューにおいて、著者らは、医療専門職が患者に心臓に健康的な生活習慣をもたせるためのエンパワメントを与えるのに必要な、身体活動に関連した個人的および環境的変数に関する25件の出版された先行文献の結果をまとめた。
レビュー結果によれば、入院患者、外来患者共に、心臓リハビリテーションは全ての死因による死亡リスクを良好に低下させることが示されており心臓病患者が変更可能な心臓病リスク因子と戦う気持ちにさせることができるという。こうした予防的プログラムが成功するかどうかは、患者が座位中心の生活を如何に変えようと意欲し、継続的に医療機関を受診するかによるのだという。
「薬剤と同じように、患者に合った正しい身体活動が処方される必要がある。身体活動は禁煙や健康的な食習慣とセットで、患者の健康状態維持のために用いられるものである」と研究者はコメントしている。
出典は『米国心臓学会誌』。 (論文要旨)
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