2018.10.18
, EurekAlert より:
体重、血圧、コレステロール、血糖値の大きな変動は心筋梗塞と脳卒中のリスク因子であるようだ、という研究報告。変動幅のネガティブな影響を調べた初めての研究。韓国カトリック大学からの報告。
研究チームは、韓国国民健康保険の6,748,773名のデータを解析した。全員が2005-2012の間に3回の健康診断を受け、体重、血糖値、血圧等を測定されていた。
平均5.5年の追跡調査の結果、測定値の変動幅が上位4分の1に含まれる者は、下位4分の1の者に比べて、127%死亡リスクが高く、43%心筋梗塞の発症リスクが高く、41%脳卒中の発症リスクが高かった。
「医療従事者は、患者の血圧、コレステロール、血糖値ならびに体重の測定値の変動に注意を払うべきであり、これらの測定値を安定させることが、健康を改善するための重要なステップとなる可能性がある」と研究者はコメントしている。
出典は『循環器』。 (論文要旨)
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