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[栄養]  脂肪が組織に入るのをブロックする方法
2018.9.10 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

脂肪が組織内に輸送されるメカニズムを特定し、それを変えることで高脂肪食による肥満を防止することが可能であった、という米国イェール大学などによる研究報告。

腸内で食事由来の脂肪はカイロミクロンという微小粒子に封じ込められ、これが乳糜(にゅうび)管と呼ばれるリンパ管を介して体内の様々な部位に輸送される。先行研究から、血管内皮成長因子A(VEGF-A)の産生を阻害して乳糜(にゅうび)管の成長を抑制すると脂肪の組織への輸送が抑えられることが示唆されていた。

研究チームは、2つのVEGF-A受容体が阻害されたマウスに、高脂肪食を与えたところ、体重が増加しないことを確認したという。正常マウスは同じ条件で体重が元の2倍に増加した。

2つの受容体が阻害された状態では、カイロミクロンがリンパ管から流出しなくなり、組織への脂肪の量が減るのだろう、と筆頭研究者のフェン・チャン博士は説明している。

出典は『サイエンス』。 (論文要旨)      
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