2018.8.29
, EurekAlert より:
多くのエナジー飲料で鍵となる成分のひとつタウリンが、アルコールのもつ恐怖感低減効果を増強し、社会的コミュニケーションにも影響するようだ、という英国ポーツマス大学によるゼブラフィッシュを用いた研究。
研究チームは、192匹のゼブラフィッシュを用いて、タウリンとアルコールの影響について検討した。各々の単独または混合液に1時間曝露した時の行動変化が観察された。
その結果、タウリンとアルコールの皇后液に曝露された魚は、水またはアルコール単独に曝露された魚と比べて、他の魚との相互作用が減少した。またより捕捉者ゾーンに多くの時間を費やす危険行動が多くなったという。
「ゼブラフィッシュはアルコールに対する生物学的及び行動的応答がヒトに類似しており、また非常に社会的な種であるので、アルコールの影響を研究するのに理想的である」と共同研究者のマシュー・パーカー博士はコメントしている。
出典は『精神医学研究雑誌』。 (論文要旨)
|