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[栄養]  英国在住の南アジア人集団に低ビタミンD摂取の懸念
2018.8.15 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

英国在住の南アジア人集団のビタミンD摂取量が低い問題には早急な対応が必要かもしれない、という英国サリー大学からの研究報告。

研究チームは、英国バイオバンクから8,024名の南アジア人(バングラデシュ人、インド人、パキスタン人)のデータを解析した結果、ビタミンDの摂取量が低いことを発見したという。全体で1日1.0-3.0μgに過ぎなかった。バングラデシュが一番多くて3.0μgであり、インドが一番少なくて1.0μgだった。欧州食品安全委員会の推奨量は15μgである。

サプリメント使用者も少なく、22-32%に留まった。女性の方が男性よりも使用者が多かった。また地域差も見られ、グレーターロンドン居住者(35%)は、他の地域(18-28%)に比べて使用者が多かった。

「この集団の低いビタミンD摂取量とサプリメント使用率は、極めて気懸りなレベルである。ビタミンDは健康全体に重要な関わりを持ち、欠乏すると様々な慢性疾患の原因になる」と筆頭研究者のアンドレア・ダーリン博士はコメントしている。

出典は『公衆衛生栄養』。 (論文要旨)      
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