2018.7.19
, EurekAlert より:
魚類摂取とオメガ-3系脂肪酸摂取は早期死亡のリスクを低下させるようだ、という中国、浙江大学等からの報告。
今回の研究では、男性240,729名、女性180,580名を16年間フォローアップし、男性54,230名、女性30,882名の死亡を確認した。
結果は、魚類、オメガ-3系脂肪酸摂取は、総死亡リスクの低下と有意に関連していたという。魚類の摂取が最も低い群(五分位最低分位)と比し、最も高い群(五分位最高分位)では、男性では、総死亡は9%、心血管疾患死亡は10%、がん死亡は6%、呼吸器疾患死亡は20%、慢性観疾患37%低下、女性では、心血管疾患死亡は10%、アルツハイマー病による死亡は38%低下したという。
揚げた調理法での魚類の摂取は、男性において、死亡と関連しなかったが、女性では、全死因、心血管疾患、呼吸器系疾患のリスク増化と関連した。
オメガ-3系脂肪酸摂取は、五分位最高分位は最低分位と比し、心血管疾患死亡を男性で15%低下、女性で18%低下させた。
出典は『内科学雑誌』。 (論文要旨)
|
|