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[女性]  研究は妊婦のヨガの利点を明らかにする
2018.7.19 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

ヨガの実践は、妊娠第三期(28週〜)の副交感神経系の活性化、夜間の睡眠の改善、α-アミラーゼレベルの低下、ストレスの軽減につながる可能性があるようだ、という大阪大学からの報告。

今回の研究では、マタニティヨガによる妊娠中の自律神経系の変動の解明と、母親のヨガがストレスや睡眠にどのように影響するのか評価することを目的としたという。

研究では、2013年1月から2014年12月の間、縦断研究を実施した。妊娠20-23週の期間にパルモア病院において、マタニティヨガのクラスに参加した妊婦はヨガ群(38名)として登録、マッチングされた対照群(53名)も登録された。妊娠中期、妊娠後期に、知覚的ストレス尺度、睡眠記録を含むアンケートを行なった。 妊娠20-23週、妊娠28-31週、妊娠36-40週に、心拍変動、唾液α-アミラーゼ濃度は、ストレス指数として評価した。

結果は、妊娠28-31週では、夜間、深夜の心拍変動は、対照群に比しヨガ群で有意に高かったという。妊娠36-40週では、朝、午後、深夜の変動は、ヨガ群で有意に高かった。唾液のα-アミラーゼ値は、ヨガ群で、評価期間中、ヨガ実施後に有意に減少した。夜間の睡眠期間は、ヨガ群で有意に長かった。

出典は『産科婦人科研究雑誌』。 (論文要旨)      
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