2018.7.12
, EurekAlert より:
女性同僚からのサポートは、重要な人々、親しい友人、家族からの励ましより、母乳育児をしている母親に重要であるようだ、というミシガン州立大学、テキサスクリスチャン大学等からの報告。
先行研究では、母乳育児に関する職場の方針は、母乳育児継続の決定に対し重要な役割を果たしていることを示唆している。しかしながら、人間相互間の要因 (同僚のサポート・欠如、嫌悪感など)が授乳行動に影響を及ぼすかどうかについては検討されていなかったという。
研究チームは、仕事に従事する女性500名を対象として横断的調査を行った。
結果は、同僚女性の支援があると、仕事復帰後、母乳育児継続への決定に影響を与え、母乳育児の自己効力感に貢献したという。
今回の知見は、支持的な同僚からのコミュニケーションに対する母親の認識は、母乳育児継続に影響を与える可能性を示唆している。
母乳育児する同僚に対し、励ますこと、必要な支援を提供することなど、職場は、母親に優しい雰囲気を高める必要性があるとのことである。
出典は『健康通信』。 (論文要旨)
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