2018.6.26
, EurekAlert より:
細菌などの侵入者と戦う準備が整った免疫細胞が、母乳中には含まれているようだ、という米国ジョージア医科大学からの研究報告。
これは自然リンパ球と呼ばれるもので、母乳哺育の有益性を高める根拠のひとつであるという。自然リンパ球は新生児を感染から守り、長期的には子供の免疫系が発達するのを助ける。
研究チームは、自然リンパ球の既知の3つのクラス全てが母乳に含まれていることを発見した。
「我々はこれらの細胞が赤ん坊のための免疫機能の最前線を供給する助けになっていると考える」と主任研究者のジャティンダー・バティア博士は語っている。
「これらの細胞は免疫応答の上流であり、それらが免疫応答を開始して促進するのだ。」
出典は『JAMA小児科学』。 (論文要旨)
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