2018.6.12
, EurekAlert より:
夜更かし族は早起き族に比べて早死リスクが10%高いようだ、という米国ノースウェスタン大学からの研究報告。
研究チームは、英国バイオバンク研究から、38-73歳の433,268名を対象に平均6.5年間の追跡調査を行った。生活パターンについては、自己記述式の質問で、「確実に朝型」「ほどほどに朝型」「ほどほどに夜型」「確実に夜型」の中から選択してもらった。
期間中に10,534名が死亡し、うち2,127名は心血管系疾患による死亡だった。データ解析の結果、確実に夜型の人は確実に朝型の人に比べて、全死因による死亡リスクが有意に10%高かったという。
また確実に夜型の人は確実に朝型の人に比べて、精神疾患の罹患リスクが高く(オッズ比1.94)、糖尿病(オッズ比1.30)、神経疾患(オッズ比1.25)、消化器疾患(オッズ比1.23)、呼吸器疾患(オッズ比1.22)も高めであったという。
出典は『寿命学インターナショナル』。 (論文要旨)
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