2018.4.11
, EurekAlert より:
パスタは、体重増加や体脂肪増加に寄与しないようだ、というカナダ・トロント大学等からの系統的レビューとメタアナリシスによる報告。炭水化物については、多くの悪い報道がなされているが、今回の研究結果では、この否定的な報道は、パスタには当てはまらないかもしれないという。
研究では、ランダム化比較試験のエビデンスの系統的レビューとメタアナリシスを行なった。健康的な低グリセミックインデックスの食事の一部として、他の炭水化物の代わりにパスタを食べた人々およそ2,500人を含む30の無作為化比較試験を同定した。
結果は、12週間(中央値)追跡中、対象者は、約0.5kg体重減少したという。臨床試験の対象者は、他の炭水化物の代替として、1週間当たり平均3.3サービングのパスタを食べていた。1サービングは、調理済みパスタの約半カップと等しい。
「今回の研究では、体重減少が認められた。したがって、パスタは、懸念事項に反し、低グリセミックインデックス食のような健康的な食事の一部となる可能性がある」とジョン・シーブンペパー博士は述べている。
出典は『BMJオープン』。 (論文要旨)
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