2018.4.5
, EurekAlert より:
1日1サービング(約355ml)以上の加糖飲料をパートナーのどちらかが摂取することと、妊娠の可能性が低いことの間には関連がみられるようだ、という米国ボストン大学からの研究報告。
研究チームは、北米大陸のカップルを対象とした進行中のウェブベースの前向きコホートである。『妊娠研究オンライン』(PRESTO)の参加者から、21-45歳の3,828名の女性と1,045名のパートナー男性を調査した。
病歴、食生活、その他の生活習慣因子が調査され、女性はその後2カ月ごとに12カ月または妊娠するまで追跡調査を受けた。
データ解析の結果、女性と男性双方の加糖飲料の摂取が、平均受胎率を20%低下させることが明らかになったという。女性の場合、1日ソーダ1サービング以上で25%の低下、男性の場合は、33%の低下と関連がみられた。エナジー飲料の場合はさらに大きめの低下がみられたが、比較的少数の人しか飲んでいなかった。フルーツジュースまたはダイエットソーダとの関連は見られなかった。
出典は『疫学』。 (論文要旨)
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