リンクdeダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース お問合わせ プライバシーポリシー リンク・著作権等について
ニュース詳細
[運動]  座位中心、不活動な生活は尿路症状のリスクを高める
2018.3.28 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

座位時間の延長と低い活動レベルは、下部尿路症状(LUTS)の発症リスクの上昇と関連付けられるようだ、という韓国カンボクサムソンホスピタル(江北三星病院)からの研究報告。

研究チームは、韓国人男性69,795名を平均2.6年追跡調査した結果、175,810.4人年につき9,217人がLUTSを発症し、その有病率が39/1,000人年であることが明らかになった。データ解析の結果、低い身体活動量と長い座位時間が独立にLUTSのリスクを高めたことがわかったという。

活動的な人々は、不活動な人々に比べて、LUTSの発症リスク(ハザード比)は0.93-0.94だった。1日5時間以上の座位時間の人々は、5時間未満の人々に比べてLUTSの発症リスク(ハザード比)は、1.08-1.15だったという。

「この結果が支持するのは、座位時間の短縮と身体活動の促進がLUTSの予防に重要であるということだ」と研究者はコメントしている。「座位行動のなにがLUTSに関与しているのかについては、更なる研究が必要である。」

出典は『英国泌尿器学雑誌(国際版)』。 (論文要旨)      
 「運動」 カテゴリ 最近の注目トピック
  高齢者の身体活動には彼らにあった指標が必要かも  
  音楽に合わせて共に身体を動かすと親密さが増す  
  男性、若年成人はロックダウン中にあまり運動しなかった  
  推奨されている身体活動レベルの遵守は死亡リスク低下につながる  
  座位中心行動はがんの死亡リスクを高める  
  COVID-19の身体活動への世界的な影響:記述的研究  
 
翻訳機能ON/OFF選択
ON OFF
自分で探してみよう
最新ニュース(EurekAlert!)
最新文献(PubMed)
最新健康食品文献リスト
関連ページ
国立健康・栄養研究所
健康・栄養フォーラム
健康・体力づくりと
  運動に関するデータベース
栄養調査情報のひろば
「健康食品」の
  安全性・有効性情報