2018.2.2
, EurekAlert より:
植物性ミルクの中で、栄養学的には豆乳が最も優れているようだ、というカナダ・マギル大学からの研究報告。
日本では牛乳の代わりといえば豆乳が一般的だが、米国などではアーモンドミルク、ライスミルク、ココナッツミルクなど様々な植物性ミルクが存在する。
研究チームは、これら植物性ミルクを比較し、豆乳が明らかに最も栄養学的に優れた牛乳代替品であることを示唆した。
豆乳は、たんぱく質が豊富で、栄養バランスが良いだけでなく、イソフラボンなどの有益な機能性成分も含まれている。ただし、豆臭かったり、栄養吸収を阻害する成分が含まれるのが欠点であるという。
ライスミルクは、大豆やアーモンドアレルギーの患者に適している。ココナッツミルクはアジアや南米では良く飲まれており、LDL-コレステロールの低下作用が期待できる。
アーモンドミルクには、ダイエットに役立つ一価不飽和脂肪酸が多く含まれており、LDL-コレステロールの低下を助ける。
出典は『食品科学技術雑誌』。 (論文要旨)
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