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運動
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22 | 登山の消費カロリーの根拠となる文献を教えてください |
[ 運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 24-Jun-2011 09:14 (1569 reads)
他の部分で増えているからだと思われます。
--- ゲスト による追加詳細 - 05-Sep-2011 01:53
筋肉量がふえたからではないでしょうか。
脂肪よりも、筋肉のほうが重いのです。
--- ゲスト による追加詳細 - 05-Sep-2011 01:53
筋肉量がふえたからではないでしょうか。
脂肪よりも、筋肉のほうが重いのです。
[ 運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 05-Oct-2011 13:19 (1084 reads)
返答が遅くなり、申し訳ありませんでした。
トレッドミルと床(トラック)とを比較した結果は、いくつか報告されているようです。
確かに、筋肉の使い方に違いがあるかもしれませんが、
エネルギー消費量についてみると、
報告によって多少の差はあるものの、
・風のない状態で検討すると、
歩行?ゆっくりしたランニングについては、差がみられない
・ランニングスピードが上がると(240m/分以上くらい?)、
風の抵抗に対抗するために、床のエネルギーの方が高くなる(?16%)
ということのようです。
以下の文献は、170m/分以下での検討ですが、
比較的最近の論文で、データ・考察ともしっかりしているようですので、
その引用文献とあわせてご参照ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15570150
国立健康・栄養研究所
健康増進研究部
エネルギー代謝研究室長
田中茂穂
トレッドミルと床(トラック)とを比較した結果は、いくつか報告されているようです。
確かに、筋肉の使い方に違いがあるかもしれませんが、
エネルギー消費量についてみると、
報告によって多少の差はあるものの、
・風のない状態で検討すると、
歩行?ゆっくりしたランニングについては、差がみられない
・ランニングスピードが上がると(240m/分以上くらい?)、
風の抵抗に対抗するために、床のエネルギーの方が高くなる(?16%)
ということのようです。
以下の文献は、170m/分以下での検討ですが、
比較的最近の論文で、データ・考察ともしっかりしているようですので、
その引用文献とあわせてご参照ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15570150
国立健康・栄養研究所
健康増進研究部
エネルギー代謝研究室長
田中茂穂
[ 運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 15-Oct-2011 09:27 (954 reads)
ACSM(アメリカスポーツ医学会)による推定式によると、
上り下りがなければ、
<歩行>
VO2(mL/kg/min)=0.1(mL/kg/m)×速度(m/min)
<走行>
VO2(mL/kg/min)=0.2(mL/kg/m)×速度(m/min)
となっています(ただし、安静時からの上昇分)。
つまり、歩くか走るかで、エネルギーは変わってきますが、
同じ移動形態であれば、ゆっくりかどうかは関係ありません。
また、運動後の代謝亢進も、よほど高強度でなければ、
それほど大きくないので、差も小さいと考えられます。
なお、基本的に、歩行と走行は
必ず片足が地面についている=歩行
両足が地面から離れることがある=走行
と考えられています。
田中茂穂
上り下りがなければ、
<歩行>
VO2(mL/kg/min)=0.1(mL/kg/m)×速度(m/min)
<走行>
VO2(mL/kg/min)=0.2(mL/kg/m)×速度(m/min)
となっています(ただし、安静時からの上昇分)。
つまり、歩くか走るかで、エネルギーは変わってきますが、
同じ移動形態であれば、ゆっくりかどうかは関係ありません。
また、運動後の代謝亢進も、よほど高強度でなければ、
それほど大きくないので、差も小さいと考えられます。
なお、基本的に、歩行と走行は
必ず片足が地面についている=歩行
両足が地面から離れることがある=走行
と考えられています。
田中茂穂
[ 運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 15-Oct-2011 09:30 (1242 reads)
基礎代謝量は、快適な室温で測るので、
気温の影響を考えてはいけません。
基礎代謝ではなく、安静時代謝量の場合、
40度を超すくらいになると、10%近く上昇します。
温度が低い方がその効果は大きくなりますが、
確実に10%以上変わるのは、5度くらい以下の場合です。
もちろん、零下になればなるほど、より大きな影響が出ます。
田中茂穂
気温の影響を考えてはいけません。
基礎代謝ではなく、安静時代謝量の場合、
40度を超すくらいになると、10%近く上昇します。
温度が低い方がその効果は大きくなりますが、
確実に10%以上変わるのは、5度くらい以下の場合です。
もちろん、零下になればなるほど、より大きな影響が出ます。
田中茂穂
[ 運動 ]
Requested and Answered by ゲスト on 10-May-2012 15:16 (3417 reads)
メッツ表は、
英語の文献に示された結果に基づいて、
アメリカスポーツ医学会がエネルギー消費量のデータをもとにまとめたものです。
1993年に初めて出て以降、2011年に、2度目の改訂が行われました。
また、エネルギー消費量は、
ほとんどの場合、マスクを装着するなどして、
はいた息のガス濃度や量から、
酸素摂取量や二酸化炭素産生量を計算し、それらから求めます。
満員電車の場合、多分、
・マスクをつけた測定が困難
・欧米では、満員電車がそれほどないため、
英語の文献(論文等)による報告がない
といった理由から、メッツ表に表記がないのだろうと思います。
となると、類似の活動などから推測するしかないのですが、
簡単ではないですね。
心理的なストレスより、主に筋活動(脚や体幹)で決まります。
少なくとも2.0以上はあるように思いますが、
3.0前後か4.0近くまでいくかは、正直なところわかりません。
田中茂穂
英語の文献に示された結果に基づいて、
アメリカスポーツ医学会がエネルギー消費量のデータをもとにまとめたものです。
1993年に初めて出て以降、2011年に、2度目の改訂が行われました。
また、エネルギー消費量は、
ほとんどの場合、マスクを装着するなどして、
はいた息のガス濃度や量から、
酸素摂取量や二酸化炭素産生量を計算し、それらから求めます。
満員電車の場合、多分、
・マスクをつけた測定が困難
・欧米では、満員電車がそれほどないため、
英語の文献(論文等)による報告がない
といった理由から、メッツ表に表記がないのだろうと思います。
となると、類似の活動などから推測するしかないのですが、
簡単ではないですね。
心理的なストレスより、主に筋活動(脚や体幹)で決まります。
少なくとも2.0以上はあるように思いますが、
3.0前後か4.0近くまでいくかは、正直なところわかりません。
田中茂穂